2012年6月11日月曜日

クラナドASの最終回が理解しにくいんですが・・・

クラナドASの最終回が理解しにくいんですが・・・

幻想世界とか渚と汐が生き返るとか、なんだかわけが分からないので、分かる方説明して下さい。







分かりやすく言うと「世界の統合」です。



時間を巻き戻した・・・と誤解されやすいのですが、それだとそれまでに起きたこと全てが無かった事になってしまい、矛盾が生じてしまいます。



幻想世界とは「あったかもしれない世界の可能性の置き場所」で、光はその可能性であり、あったかもしれない世界「かくされた世界そのもの」です。ここで間違えてしまってはいけないのは、幻想世界とかくされた世界は別物だという事です。かくされた世界=あったかもしれない「もしも」の世界。幻想世界はその置き場所。



5歳の時に一度死にかけた渚は、幻想世界と接続される事によって命を取り留めます。その時に幻想世界の少女は生まれたのです。つまり彼女は知性体化した「幻想世界そのもの」なのです。



汐と朋也が共に息絶えたその時、彼女は自身(幻想世界)と朋也たちの生きている世界を対消滅させます。残ったのは人々の意識と、世界の可能性=光です。朋也が不幸になってしまった原因は、そもそも渚を失ってしまった事から始まっています。だったらそこからやり直すために・・・・・



「新しい世界を1からつくりあげてしまえばいい」



つまり時間を巻き戻したわけではないのです。知るはずの無い汐の匂いを風子が覚えていたことからも、時間は過去から未来へと、一直線に書かれた線の上を、一本道ですすんでいるのです。



これが最終回で起こったことの全容です。幻想世界はすでに無く、かくされた世界はたくさんの光の形をとって町にあふれ、幻想世界の少女は自身と影響を及ぼし合っていた汐と統合。かくして新しい世界が完成したのです。



お分かりいただけたでしょうか?








良く見る質問を自分なりに考察しました。

あくまで自分の考察なので違うかもしれません。



★渚の病気は何だったのか?

渚は5歳時、熱を出し、冬空の下両親の帰りを待っていた為悪化し死ぬ寸前でした。

秋生はそれを悔やみ、願いの叶う場所で祈ります。

願いは叶い、街自身と渚の生命を繋げる事で一命を取り留めました。

渚は街と同化した存在になる事で生きる事が出来るのです。

病院建設やファミレスなど街が大きく変化すると渚の体も悪くなり、

その変化を人々が受け入れると体調は戻ります。



街から貰った命で新しい命を産む事は叶わず、命を母から子へ受け継ぐように渚は亡くなります。



★幻想世界って何?

幻想世界は現実世界の裏側みたいなもんです。

現実世界と深く繋がり、現実世界の影響を受ける世界。

何も産まれず、何も死なない、人の思いが集まる場所。

幻想世界と願いの叶う場所は街の中で一番近く繋がった場所です。

ここで渚=願いの叶う場所=幻想世界が繋がります。



★幻想世界の少女が汐で、ロボットが朋也?

渚から命を貰った汐は生まれながら街と繋がった存在で、渚と同じように生命を削っていきます。

そして現実世界の汐の命が尽きる頃、街から貰った命は元あった幻想世界へ還っていく。

それが幻想世界の汐の誕生です。

そして、幻想世界に朋也の意識が表れ、

ロボットとして幻想世界に産まれる事を望みます。



★最後何が起こったの?

汐の命は幻想世界そのものなので人の形から世界と同化したんです。

汐と同化した幻想世界は、朋也の意識を閉じ、新しい世界に運んでいるんです。

運ぶという表現は微妙かもしれませんが、

朋也は新しい世界で目覚め、新しい人生を歩んでいく。



そして渚と出会い、集めた光の玉が願いを叶え

渚を死の連鎖から解き放ったんだと思います。







コチラの質問を参考にしてください。



http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=102...







ゲームでいうところのtrueエンドは、一度先週まで放映されていたノーマルエンドを見なければならないのです。その後、アフター3順目の出産シーンで分岐し、光の球の奇跡によって渚が助かるのです。

アニメでは、それを無理やり再現したために、時が逆行したように感じてしまうのです。まぁようするに、今まで集めたたくさんの光の球が、奇跡を起こした、と解釈するのが妥当です。まぁ、その結果起こったことに関しては、夢オチや並行世界へジャンプしたなど、いろいろな説があります。

ちなみに幻想世界は、あの町と朋也、汐に深く関係した世界です。詳しい解説は、他の質問の回答を参照してください。

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