クラナド アフターストーリーの最終回がよく分からなかったんですけど…。ナゼ過去に戻って渚が生きてたんですか?あと汐が森で寝てたのは何か意味があるんですか?
過去に戻ったわけではありません。分かりやすく言うと「世界の統合」です。
時間を巻き戻した・・・と誤解されやすいのですが、それだとそれまでに起きたこと全てが無かった事になってしまい、矛盾が生じてしまいます。
幻想世界とは「あったかもしれない世界の可能性の置き場所」で、光はその可能性であり、あったかもしれない世界「かくされた世界そのもの」です。ここで間違えてしまってはいけないのは、幻想世界とかくされた世界は別物だという事です。かくされた世界=あったかもしれない「もしも」の世界。幻想世界はその置き場所。
5歳の時に一度死にかけた渚は、幻想世界と接続される事によって命を取り留めます。その時に幻想世界の少女は生まれたのです。つまり彼女は知性体化した「幻想世界そのもの」なのです。
汐と朋也が共に息絶えたその時、彼女は自身(幻想世界)と朋也たちの生きている世界を対消滅させます。残ったのは人々の意識と、世界の可能性=光です。朋也が不幸になってしまった原因は、そもそも渚を失ってしまった事から始まっています。だったらそこからやり直すために・・・・・
「新しい世界を1からつくりあげてしまえばいい」
つまり時間を巻き戻したわけではないのです。知るはずの無い汐の匂いを風子が覚えていたことからも、時間は過去から未来へと、一直線に書かれた線の上を、一本道ですすんでいるのです。
これが最終回で起こったことの全容です。幻想世界はすでに無く、かくされた世界はたくさんの光の形をとって町にあふれ、幻想世界の少女は自身と影響を及ぼし合っていた汐と統合。かくして新しい世界が完成したのです。
お分かりいただけたでしょうか?
(追加質問について)あと、みなさん特別な意味があるように深読みしていますが。
最後になんであの場所で寝てたのかといえば・・・・・なんとなくです!!(ドドン)
森のあの地点は幻想世界と現実世界の接点です。この朋也達が生きている世界では一番幻想世界に近い場所なんです。
汐=幻想世界の少女ということを説明したいのと、そして主人公の朋也やヒロインの渚よりも、その娘である汐をラストシーンに持ってくることによって・・・・
『ああ、このCLANNADの世界はまだまだ続いてゆくんだなぁ。風子が言ったとおり「楽しいこと」がこれからたくさんあるんだろうなぁ』
・・・・・と、気持ちよく物語を終わらせる為の「単なる雰囲気作り」です!!(ドドン)
おわかりでしょうか?
最終回は朋也の夢の中の出来事だと思います。
渚だけでなく汐も失ってしまい、渚と出会わなければよかったと後悔する朋也の枕元に出てきて、自分は幸せだったから自分を責めないでほしい、
汐が森で寝ていたのは天国で幸せにしているということを言いたかったのではないでしょうか。
なのでこれからも前向きに生きてほしいということを伝えようとしていたと思います。
私も何かよくわからなかったですが、最後はフランダースの犬みたくかわいそうなので、個人的にはkanonの方が好きです。
「CLANNAD ~AFTER STORY~」の最終話についての質問は知恵袋でも結構出てます。
特に3月13日あたりに集中してますね。
こういう場合、まずは検索するクセをつけましょう。
“CLANNAD 最終”とかで質問を検索すれば、それっぽいのが出てくるはずです。
もちろん、知恵袋以外のところを見るのもいいでしょう。
ついでに、個人的に役に立つと思われる質問・回答をピックアップしておきます。
あくまでも個人的に選んだものなので、もちろんこれらの他にも役に立つ回答はあります。
ぜひ色々と見てみることをおすすめします。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1124093216
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1024085910
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1224108262
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1324168228
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1124246486
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424317739
数多くある説のどれが正解とか、そういったことは分かりません。
共通している部分もあれば、細かいところが色々と違っていたりもします。
どれが本当か分からなくなってしまうかもしれませんけど、そもそも正解がないので、「こういう解釈のしかたがあるんだな」と何となく分かってもらえればいいと思います。
「奇跡が起こってハッピーエンド」というだけのことです。
細かいことがぐちゃぐちゃ言われてますが、こういうのを「デウス・エクス・マキナ」といって、紀元前からよくある演出です。
特別な前振りがあったわけでもなく、話を収拾する為だけに起こる奇跡。CLANNADでは最後だけに出てくるのではなく、途中からポロポロ出ていた点が紀元前のものよりは進化していますが。
汐が寝ていたのは、「女の子と風子」の出会いからまた新しい希望が始まるという暗示です。
あれって用は一つの可能性の話じゃないですか?
渚が生きてたら、こうだったみたいな。汐が寝てるのは別に死んでいる分けではなく、
二つの世界を、巡り歩いているみたいな。表現の現われではないかと・・・・
寝ている間は、違う世界で生活を送ってるみたいな
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